地域住民が主体となって地域課題を解決していく動きが進んでいます。また、複雑化している地域課題を解決するためには、行政とNPOのさらなる連携が求められます。その際、適切な距離感とともに緊張感のある信頼関係を構築することが必要になってきます。そこで、今年度も新たにNPO等の担当業務に就かれた方やNPOとの協働事業を進めている自治体職員の方などを対象に、「NPOの基礎」「支援と協働」「支援の現状」「評価」の視点を通じてNPOと行政の関係のあり方について考えるための講座を開催します。
■ 日時 | 2016年7月12日(火)13:00~17:30 (12:20~12:50にかながわ県民活動サポートセンター館内ツアーを実施) |
■ 会場 | かながわ県民センター (横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2 ※JR横浜駅きた西口から徒歩5分) |
■ 対象 | 行政職員、NPO支援組織関係者、NPOや地域活動に関わっている方 |
■ 定員 | 200名 (先着順。定員になり次第、締め切ります) |
■ 参加費 | 6,000円 (日本NPOセンター正会員:5,000円) ※参加費は資料代等。昼食代は含まれません。 ※団体正会員の会員価格適用は3名様までとなります。 |
■ 主催 | 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター |
■ 協力 | かながわ県民活動サポートセンター |
■ お申込み | お申込みページから必要事項をご登録ください。 参加費の支払方法等は参加決定通知とともにお送りします。 お申込み締切: |
■ プログラム | 11:30■■■■■受付開始 12:20~12:50 (オプション企画)かながわ県民活動サポートセンター館内ツアー 13:00~13:05 開会挨拶 13:05~17:20 レクチャー(途中休憩あり) 17:30■■■■■閉会 ※終了後に、会場近くにて懇親会を予定しています。 ※時間・内容について、変更になる場合があります。 |
(オプション企画)
かながわ県民活動サポートセンター館内ツアー
[12:20~12:50]
開会前の時間に、かながわ県民活動サポートセンター館内ツアーを開催します。
ご希望の方は12:15までに受付を済ませた上でご参加ください。
レクチャー1【NPOの基礎】市民活動の社会的意義
[13:05~14:05](60分)
講師:早瀬 昇 日本NPOセンター代表理事
市民活動が求められている背景を、近年の政治情勢からお伝えするとともに、行政や地域住民にとってNPOはどのような存在なのか市民活動の意義について紹介します。
- 市民の参加とNPO
- NPOの社会的意義とは何か
- NPOを取り巻く状況とNPOの現状
レクチャー2【支援と協働】NPOの支援と協働の必要性
[14:15~15:00](45分)
講師:田尻 佳史 日本NPOセンター常務理事
NPOの支援とは、具体的に誰を支援しどのような方法が検討できるのか、また、地域課題を解決するための協働のあり方はどうあるべきかについて学びます。
- NPOの支援の必要性(資金支援、基盤支援など)
- 協働の意味と意義、その形態と実践事例
レクチャー3【支援の現状】自治体におけるNPO支援施策の動向
[15:10~15:55](45分)
講師:椎野 修平 日本NPOセンター特別研究員
NPO支援施策について、過去から現在までの変遷を確認し、現在の自治体のNPO支援施策の違いや全体の傾向などについて報告します。
- NPO支援施策の変遷
- 「行政のNPO施策に関する実態調査」(日本NPOセンター実施)の報告
- 現在の自治体のNPO支援施策の傾向
レクチャー4【評価】これからの「協働のあり方」としての評価
[16:10~17:20](70分)
講師:今田 克司 日本NPOセンター常務理事
地域に根差した施策を展開するために、市民視点で成果の可視化を図ることが必要です。NPOとの連携を通じて実際に取り組まれている市民参加型評価の事例から、評価と市民参加のあり方について考えます。
- 「評価」とは(総論)
- 市民参加型評価の事例
- 質疑応答
[17:30閉会]