人の思いが集まり組織となるNPOやNGO。
向き合う相手はもちろんのこと、ともに地域で生活する方々や、組織内のメンバー、ボランティア、寄付者や会員などの団体を応援してくれる人、企業人など、様々なつながりの中で活動が行われます。
そうした多様なつながりは、NPO/NGOの活動にダイナミズムを生み出し、自由でのびやかな活動に発展する可能性を持っています。また、支える/支えられる、という固定的な関係ではない多彩な関わりが新たな関係性を育み、組織としての受容力や多様性を活かす基盤を生み出すのではないでしょうか。プロボノによる関わりや、昨今ではエピソディック・ボランティアという概念も多く語られるようになってきました。
しかし、多様な人が関わる組織運営だからこそ、順風満帆であることが難しく、限られた資源の中で人の思いと組織運営には板挟みが起こりがちです。
どうしたら関わる人々の思いと社会課題の解決に向けて組織や活動を持続的に発展させていくことができるでしょうか。
本フォーラムでは、NPO/NGOに関わる多様な「人」の思いを活かすことに視点を置いた組織基盤のありかたをみなさんとともに考えます。