SDGs＝”Sustainable Development Goals”（持続可能な開発目標）
・国連が2015年に採択した、世界の持続可能な開発を推進するための国際的な枠組み。
・2015年から2030年までの15年間の世界的な開発アジェンダと17の目標・169の具体的なターゲットで構成…

このSDGs、いまや90％以上の日本の市民が知っているといいます。

そんなSDGsは今年、目標期限の中間年、折り返し地点を迎えました。

米国ニューヨークの国連本部では、9月18・19日に4年ぶり、２回目の「SDGサミット」が各国の首脳レベルを集めて開催されました。今回のSDGサミットでは、折り返しを迎えたSDGsの進捗状況を確認したうえで、目標達成期限までの残りの期間の指針を示す政治宣言が採択されました。

また、各国の首脳レベルが参加するSDGサミット2023の機会をとらえて、市民社会を含む様々なステークホルダーが各分野のSDGsの達成に向けた政策や対策を議論する会議を開催し、それに関連する様々な活動が展開されました。

日本からも、かねてからSDGsの推進に取り組んできた市民社会の代表の皆さんがこのグローバルなイベントの現場に参加されました。

SDGsの中間年に世界はニューヨークで何を確認し、何をどのように決めたのか？ニュースの報道以外に何が現地で起こったのか？

ほとんどの日本の市民の皆さんがSDGsを知っている今だからこそ、知っておきたいことがあります。

そこで今回の会員サロンは、SDGサミット2023が開催されたニューヨークで様々なグローバル・イベントに参加された、SDGs市民社会ネットワーク事務局長の新田英理子さんと、ひろしまNPOセンター事務局長の松原裕樹さんをお招きして、SDGサミットの現場の状況、SDGsの現在地と今後の方向性などについてお話しをいただきます。そのうえで、SDGsの認知度90％の日本で、これからSDGsにどのように関わっていけるのか会員の皆さまと意見交換をしたいと思います。

開催概要

日時：2023年11月7日（火）13:30-15:00 (90分) 
場所：Zoom ミーティング（オンライン開催） 
対象：日本NPOセンター会員 
参加費：無料 
主催：特定非営利活動法人 日本NPOセンター  （担当：長瀬）

当日スケジュール（＊予定）

13:30　オープニング
13:40　新田さん話題提供
13:55　松原さん話題提供
14:10　参加者との質疑応答・意見交換
14:50  クロージング

登壇者プロフィール

新田英理子（にったえりこ）さん
一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 理事・事務局長

富山県高岡市出身。民間企業、環境NPOなどで勤務した後1998年より日本NPOセンターに勤務。2014年から2017年まで同団体事務局長。2017年からSDGsジャパンと日本NPOセンターとの兼任を経て2019年4月より現職。SDGs推進に関する相談、研修、講演の他、産官・NPOとの連携・協働プログラムの企画運営経験を活かし、マルチステークホルダープロセスを重視した活動を展開中。京都精華大学評議員、科学技術振興機構（JST）「STI for SDGs」審査員、足立区協働・協創パートナー基金審査会審査委員長、法政大学人間環境学部非常勤講師等。

松原裕樹（まつばらひろき）さん
特定非営利活動法人ひろしまNPOセンター　専務理事・事務局長

1982年広島生まれ。NPOや企業、渡米経験を経て、環境、教育、地域づくり、観光、防災などに関する事業の企画、運営、コーディネートを行っている。2017年からひろしまNPOセンター事務局長に就任。ゆたかな市民社会の実現に向けて、NPOやボランティア活動の支援、地域課題の解決やSDGs の達成に向けた多様な主体との協働に取り組む。2023年に日本で開催されたG7広島サミットにおいて、国内外の市民社会からの対話・提言を行うため、G7市民社会コアリション2023の共同代表やCivil 7の運営委員を務める。中国環境パートナーシップオフィス・中国地方ESD活動支援センター 事務局長、内閣府認定地域活性化伝道師。

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