【報告と追加募集】ともしび・ひみつゼミ/NPOエンパワメント会議を開催しました!

会場とオンラインのハイブリッドで開催し、全国各地から集合

 2023年11月17日、新たなNPO向けの交流・学び合いの場「ともしび・ひみつゼミ」のキックオフとしてNPOエンパワメント会議(NPO・市民活動実践者のつどい)が日本NPOセンター会議室およびオンラインで開催されました。

 日本NPOセンターでは東日本大震災復興支援のためにまとめられた「NPOを磨く15の力」を基にした講座や交流研修事業を線で結び、新しいコミュニティ型の仲間づくりを行う事業について計画中です。本事業は課題解決や価値創造に向けたNPO・市民活動の仲間づくりを行い、さらなる市民社会を創出するために、NPO・市民活動を「ひろげる」・「みなおす」・「つづける」ことについての継続した実践者向けの交流・学び合いの場「ともしび・ひみつゼミ」を初めて開講します。

 事業名の「ともしび」には、一人ひとりが市民社会をつくる「灯」であるとともに、この場がともにさらなる市民社会(Civil society:シビル・ソサエティ)をつくる場になってほしいという願いが込められています。

 ともしび・ひみつゼミには、地域や分野を超えて全国から12人のNPO実践者とスタッフ3人の計15人が集まり、NPOエンパワメント会議には13人が参加。NPO/市民活動に関わったきっかけや今後の展望などを紹介し合い、ゼミの具体的なテーマや内容について話し合いが行われました。

当日の様子。集まったメンバーで話し合ってゼミのテーマや内容を検討

 「ひろげるゼミ」は、「市民や地域にどのように活動を広げていくか」をテーマとし、メンバーで一緒に文献講読やNPO出身の地方議員、アドボカシー・ロビイングを行うNPO実践者の話をうかがいながら地域で施策提案を行うあり方や方法を議論していく予定となりました。

 「みなおすゼミ」は、組織や事業を今一度みなおしたいと参加メンバーから一番人気。次回、各メンバーから組織や事業をみなおすための問題意識を共有してテーマや内容をさらに深めて年明けから本格的に動き出すことになりました。

 「つづけるゼミ」は、『全国から集まったメンバーだから全体でそれぞれの活動や普段話せない悩みなど共有する交流の場が欲しい』というメンバーの声から、全体での交流や議論の場にする予定となりました。次回は各ゼミ1回目の報告・共有と小グループに分かれて交流を深める予定です。

 参加者からは『様々な分野の方々と繋がる機会になりそうでわくわくしています』、『楽しかったです。リアルでお話できるのを楽しみにしております』、『東京で皆様にお会いでき、嬉しく良い旅でした。お世話になりありがとうございました』などの感想をいただきました。

 ともしび・ひみつゼミでは、若干名のメンバー追加募集を開始します。各ゼミはオンラインで実施予定で、全国からご参加いただけます。ぜひ、ご参加ください!