2011年7月14日に下記団体に対して、現地NPO応援基金の助成を決定しました。
宮城登米「えがおねっと」
ウェブサイト
http://tome-egaonet.jp
助成金額
310,000円
通常の活動
震災後に設立
震災対応の事業
宮城県登米市では、東日本大震災の津波により被災し、南三陸町から2次避難してきた被災者約1,000人を11か所の避難所を設置し支援を行っている。
「宮城登米えがおねっと」は、5月から、この避難所の女性被災者に対し、女性視点でのニーズ調査(約400名対象)を行い、女性ニーズに寄り添った物資支援「自分をいたわろうプロジェクト」(フェイスマッサージと基礎化粧品、裁縫箱、生理用品、サイズの合う下着の提供)を行ってきた。
7月中旬からは、登米市内仮設住宅の女性被災者を対象に、希望する色の口紅を提供する「リッププロジェクト」を開始し、併せて女性被災者へのニーズ調査をおこなう。このニーズ調査に基づき、8月以降は、登米市内の仮設住宅やアパートなどに居住している女性被災者を対象に、市内公民館などの公共施設を会場として、編み物、パッチワークなどの手芸、トーンチャイムなどの音楽鑑賞会、朗読観賞会、ハンドマッサージなど「心のケア事業」を実施する予定。また、季節の変化に伴い、必要とされる物資を提供する。
「宮城登米えがおねっと」が行った物資支援について、女性視点での支援が抜け落ちていたことに多くの報道機関が注目し取り上げていただいたことを踏まえ、本プロジェクトは、災害時において女性視点での支援が必要であることを、多くの人に理解してもらうべきであると考え、情報発信の方法としてホームページを作成するもの。
えがおねっとの活動目的、会員の紹介、実施してきた事業の紹介、今後実施していく事業の概要、被災女性の声の紹介、会員のブログなどを予定。