2011年8月5日に下記団体に対して、現地NPO応援基金の助成を決定しました。
仮設住宅住民の介護・生活支援及び災害等に強いNPOづくり
団体名
特定非営利活動法人 さくらんぼくらぶ
ウェブサイト
なし
助成金額
1,000,000円
通常の活動
・高齢者デイサービス、宅老所の運営
震災対応の事業
さくらんぼくらぶは、『チャレンジ』を合言葉に、利用者とともに成長し支えあいながら、「安全に」「元気で」「楽しく」生活できるような地域社会を創ることを目的とし、宮城県登米市、栗原市にて、高齢者デイサービス事業、宅老所を運営している。
3月11日の震災直後から、宮城県南三陸町の孤立世帯や津波被害に遭った宮城県内の高齢者介護施設等への緊急物資輸送および復旧支援活動を行ってきた。当事業所もまた、今回の震災で建物が損壊し(要注意判定)、修繕が必要な状態となっている。
現在は、プレハブ施設の提供を受け、施設の修繕を少しずつ行いながら高齢者や高齢者介護施設等へのサービス提供を続けている。また、登米市南方地区にある仮設住宅200世帯の住民への支援として、プレハブ施設にて『郷GO!!喫茶』を7月11日に開設し、気軽に集まれる場所として、仮設住宅の住民からの相談・介護支援・生活支援活動に取り組んでいる。『郷GO!!喫茶』の利用が増え、ニーズも出てきていることから、今後も継続して取り組む必要があると判断した。
本基金の助成を得て、『郷GO!!喫茶』を週1回継続して開催すると共に、仮設住宅の住民の方々と一緒に事業メニューを考案し、自立支援につなげたい。また、事業所のインターネット環境やアマチュア無線等の環境整備を行い、災害に強いNPOづくりにも取り組みたい。