2011年8月11日に下記団体に対して、現地NPO応援基金の助成を決定しました。
ふくふくプロジェクト会議(ふくしまNPO・市民活動団体連携復興プロジェクト会議)の
事務局強化
団体名
特定非営利活動法人 ふくしまNPOネットワークセンター
ウェブサイト
助成金額
1,420,000円
通常の活動
・福島市市民活動サポートセンターの管理運営
・市民活動ステップアップ講座、市民活動講演会、NPOマネジメント講座
・ふくしま情報ステーションの管理運営
・福島県NPO活動情報総合ポータルサイト管理運営
・NPOに関する調査研究・のっぽ・アカデミー(NPO研究会)の開催
・市民活動フェスティバルの企画・実行
・NPOブックレットの発行
・ふくしま元気市民活動助成金事業
震災対応の事業
4月下旬、福島県北部地方で活躍する約40のNPO・市民活動団体が集まり、「ふくしまNPO・市民活動団体連携復興プロジェクト会議(略称:ふくふくプロジェクト会議)」を立ち上げた。目的は、(1)テーマ別に活動する団体間での情報共有と連携により効果的な復興支援活動を行うこと、(2)避難所・避難者等への速やかな支援活動を展開すること、(3)市民の目線からの復興に向けた考え方や計画を示すこと、の3点にある。(1)については情報センター、(2)については緊急支援部会、(3)については復興計画部門をそれぞれ設置し、各幹事会で緊密な連携を図りながら復興支援にあたるというもの。
(1)、(2)および(3)は既にそれぞれ活動を展開し、幹事会も4回開催している。(1)は新たにインターネット回線を敷設し、ふくふくプロジェクト会議の情報交流広場を立ち上げている。今後は、紙ベースで一覧できるニュースレター「ふくふく通信」の発行(年5回)を予定している。(2)については、避難者から仮設住宅への移動が始まり、多様でよりきめ細かな支援メニューが必要になっている。高齢者福祉、見回り、子どもの心のケアなど、まさにNPOの出番となっている。(3)は、福島県の特殊性として原発問題があるため、自然エネルギー、雇用、コミュニティ問題を重点的に議論し、計画ビジョンを描きつつある。
(1)については、当初申請団体が管理運営している「福島市市民活動サポートセンター」で事務局を担ってきたが、復興支援に関する連絡調整事務が多忙化していることから、同施設内で独立した事務局の開設が必要になってきている。今回の申請は、このプロジェクトを支える事務局機能の強化を最優先したものになっている。