スポーツで人と人とのつながりを
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド(NCIF)は、スポーツを通じた人と人とのつながりをテーマにした助成プログラムです。社会的な困難や生きづらさとともにある当事者が主体となり、スポーツや身体を使うアクティビティを通じて人と人とのつながりを創出したり、今あるつながりへの安心や信頼を深めたりできるよう応援します。
これまでに実施したNCIFのプロジェクトをご紹介します。
2023年度に実施した7プロジェクト
心の繋がりを育む子どもとプロサッカー選手のサッカー交流 特定非営利活動法人love.futbol Japan 経済的・社会的な理由でサッカーを続けるのにハードルがある7〜19歳の子ども達を対象に、現役のプロ選手とサッカーを通じた継続的な交流を実施しました。選手に応援された経験が自信と意欲を育み、自分も誰かを応援したいという気持ちへとつながりました。 |
Good Fellowを目指す障がいのある子どもたちの海・スポーツ体験 認定特定非営利活動法人Ocean’s Love 知的障がいや発達障がいがある小学1年生~高校3年生がサーフィンやビーチヨガ、ホッケー、ブレイキンなどさまざまなスポーツに挑戦しました。休憩中にも子ども達同士が声をかけ合いながら練習する姿が見られるなど、自発性と社会性が更に育っていく場となりました。 |
RE:スポーツ倶楽部 特定非営利活動法人あそびとまなび研究所 ハンディキャップの有無や年齢を問わず、誰もが参加しやすい運動を地域のみんなで楽しみました。運動会では全員が楽しめるユニークな競技を考えるなど、子ども達の工夫や積極性が活かされる場がたくさんできました。 |
ただ walking では終わらない!〜多様性のあるつながりで街を再発⾒!〜 特定⾮営利活動法⼈ことばの道案内 スポーツ施設までの「ことばの地図」(視覚しょうがい者を⽬的地までナビゲートする道案内⽂)を作成し、みんなが利用できるようウェブサイトで公開しました。作成には視覚しょうがい者と晴眼者が組になって詳細な現地調査を⾏い、相互理解を深める機会にもなりました。 |
みんレモ夜のラジオ体操部(オンライン) 一般社団法人みんなのレモネードの会 小児がん患児・きょうだい児とその家族が定期的にオンラインで集まり、一緒にラジオ体操をしながら体と心をほぐしました。未就学児からその祖父母世代までが参加し、幅広く楽しい交流の輪がうまれました。 |
(1)シェルター利用者のヨガ教室 特定非営利活動法人子どもセンターてんぽ 自立援助ホームの入居者等を対象に、利用者が定期的にヨガでリフレッシュしたり、卒業生や利用者同士が交流できる場をつくりました。自然と交流が深まり、共有スペースで過ごす時間も増えました。 |
こどみら富士山ツアー2023 一般社団法人子供プラス未来 病気や障がいなどさまざまな背景をもつ子どもたちが、きょうだいや保護者、登山ガイドやボランティアとともに富士山に登りました。このチャレンジを通じて子ども達は自信をつけ、体を動かすことや友達と一緒に頑張る楽しさを実感することができました。 |
2024年度に実施中のプロジェクト
長期療養中のこどもを対象とした病院・コミュニティスポーツ事業 認定特定非営利活動法人Being ALIVE Japan |
チャレンジスポーツ!・チャレンジテニス! 2024-25 特定非営利活動法人BLACKSOX |
障害の有無に関わらず誰もが車いすスポーツを楽しめる&地域に根付くスポーツクラブへ! 一般社団法人Knocku |
Re:スポーツ倶楽部 特定非営利活動法人あそびとまなび研究所 |
こどもホスピス芸術学校 認定特定非営利活動法人あっちこっち |
シングルマザーの心身のケアとピアサポートを実現するマインドフルネス&ランニングクラブ 特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド |
SLEと筋肉ワークアウト:未来へ繋がる、輝く私 特定非営利活動法人膠原病・リウマチ・血管炎サポートネットワーク |
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンドとは
ナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド(NCIF)は、地域住民や子どもたちが活発でアクティブな毎日を送れるよう、地域コミュニティ団体や草の根団体をサポートします。
ナイキはスポーツには世界を前進させる力があると考え、次世代の子どもたちの平等でより良い未来を目指して、遊びやスポーツを通じて彼らの潜在能力を最大限に引き出すことに注力します。
NCIFは、非営利団体や地域コミュニティ団体からの直接応募に基づいて実施されるナイキの唯一の助成プログラムです。米国、カナダ、ヨーロッパ、そして日本においてコミュニティ団体の活動を後押しするとともに、ナイキの従業員を助成審査プロセスに巻き込むことにより従業員が学び、エンパワーされる機会も与えることを目的とします。ナイキの店舗、本社、配送センターで勤務する従業員の地域の知見を活かし、その地域に根付いたコミュニティ貢献を行うために、従業員は特別な研修を受け、助成先団体を決定します。
従業員がリードするこのユニークな草の根アプローチのプログラムは、2009年にナイキのグローバル本社である米国で開始してから、約1500件、1500万ドル以上の助成金を世界15カ国で実施し、約2800人の従業員が参加しています。2023年には包括的な草の根アプローチを用い、170万ドルの助成金を通じて180以上の地域コミュニティ団体を支援しました。
日本における本助成事業は2025年が4年目となり、ナイキジャパンが日本NPOセンターの協力で実施します。
・2025年度NCIF募集ページ https://www.jnpoc.ne.jp/2400/news20250109/
・2022年度に実施したNCIFプロジェクトの紹介 https://www.jnpoc.ne.jp/2400/28510/
お問合せ
日本NPOセンター(担当:上田、清水)
100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
TEL: 03-3510-0855 MAIL:ncif※jnpoc.ne.jp ※を@に換えてご送信ください