2015年の国連総会で、SDGs(持続可能な開発目標)を含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。SDG16には、「平和と公正をすべての人に」に関わる多種多様なターゲットが包含されていますが、市民社会の立場からすると、特に行政の透明性、情報へのアクセス、市民の基本的自由の確保など、他のゴールを達成するために必要不可欠な諸条件が含まれています。
また、日本ではあまり知られていない国際的枠組みである民主主義共同体(Community of Democracies =CoD)では、SDG16の補助指標の作成の作業に着手しています。日本NPOセンターが共催する本セミナーでは、CoDに市民社会の立場から関わっている韓国人権財団のリー氏と日本NPOセンターの今田が補助指標づくりの取り組みについて紹介し、SDG16について日本の市民社会としてどのように取り組む必要があるのか、特に日本国内の課題と照らし合わせて情報公開クリアリングハウスの三木氏が解説します。
日時:5/9(火)10:10-11:50 (10時開場)
場所:日比谷図書文化館スタジオプラス(収容人員:50名)
(千代田区日比谷公園1番4号)
主催:CSOネットワーク
共催:SDGs市民社会ネットワーク、国際協力NGOセンター、日本NPOセンター
スピーカー:アンセルモ・リー(韓国人権財団事務局長)、三木由希子(情報公開クリアリングハウス理事長)、今田克司(CSOネットワーク代表理事)
コメント:外務省総合外交政策局人権人道課
使用言語:日本語(リー氏発題のときは逐次通訳)
対象:日本のNPONGO関係者その他(特にSDG16の次のターゲットに関心のある人:法の支配と公正な司法サービスへのアクセス/腐敗の防止/効果的で責任を果たし透明な行政機関の確立/情報への公共アクセスの拡大と基本的自由の確保)
お申し込み:以下フォームよりお申し込みください。
http://peatix.com/event/259065
または、Eメール(research@csonj.org)にて、お名前/ご所属/Eメールを添えてお申込みください。