2017年4月1日付けで、日本NPOセンターの事務局長が新田英理子から吉田建治に交代します。以下、新旧事務局長からのメッセージをお届けします。
2017年3月24日
2016年度、センター創立20周年記念事業におきましては、多くの方にご参画、ご支援をいただき無事に終了することができました。この場をお借りして御礼申し上げます。式典においては、20年を振り返り、「これまでの市民社会・これからの市民社会」をテーマにパネルディスカッションを開きましたが、私自身、これからの20年を創って行く決意と思いを新たにいたしました(「NPOのひろば」に書いた拙文(pdf)をご笑覧いただければ幸いです)。
さて、このたび、2017年3月31日をもち、事務局長を退任し、4月1日から半年間、「一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク」に出向し、SDGs事業プロデュ―サーとして活動をいたします。今後の20年をにらんだ未来作りの一助となればと考えています。そして、新事務局体制のもと、日本NPOセンターのさらなる発展に向けて努力していく所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
新田 英理子
このたび日本NPOセンターの事務局長に就任することになりました。会員はじめ多くの方からのご支援があって、当センターもここまでバトンをつなげることができました。平素からのご支援、誠にありがとうございます。これまで、NPOの広がりとともに全国各地で取り組みをされているたくさんの方と出会い、様々なことを教えていただく縁をいただきました。市民活動の世界でお話を伺っていると、背筋がゾクゾクするような感覚になることがあります。それは地域課題の重さや、それに向き合い、取り組もうとされている姿勢への畏怖、そして一緒に歩めば乗り越えられそうだという期待からくるものです。
ますます深刻化する地域課題に立ち向かうために、ゾクゾクするような取り組みを増やし、支え、その積み重ねから、ワクワクできる社会をみなさんと一緒に作っていきたいと考えています。そのためにも、より丁寧に地域を見る視点を持ち、より敏感に世界的な潮流に対するアンテナをはる組織でありたいと思っています。
21年目からの日本NPOセンターが踏み出す、新しい一歩を、ぜひご支援いただけますよう、お願いいたします。
吉田 建治