北九州のどんどこプロジェクト

北九州のどんどこプロジェクト

2008年11月16日 [大里東児童館のプロジェクト]

レポート:トムソーヤになろう!(秘密基地づくり)

夜間降った雨が上がり、うす曇りでややかすんだ感じの朝、朝9時をめどに、門司地区にある4つの児童館のお友達が、大里西児童館へ集まってきました。
総勢40名弱程度で、計9班に分かれ、上記「内容」の手順で、ワイワイガヤガヤと作業を行いました。

1チームあたり、児童館の職員さんのほか、保護者も交わり、特に、工具片手に着々と作業をされるお父さん方のハッスルぶりが印象的でした。たくさんの大人たちが見守る中、スムーズに作業が進み、けが人もまったく出ませんでした。
 
moji-1_081116のサムネール画像
夕方までに、思い思いの工夫・装飾を凝らした計9個の「基地」が できあがり、子どもたちは満足気でした。

その後、1個を除く全ての基地はすぐに壊しました。当初は「もったいないー」という声も出ていましたが、いざ壊して片付ける段階になると、それはそれで夢中になり、楽しそうな様子でした。

 残した1つの基地は、終了後、NPOの方々が、ガムテープ貼りの箇所を 釘やビスで留め、段ボールが載せられていた屋根にはべニア板を張るなどして、"補強工事"をして帰られました。

 ち なみに、2人の外部(地元)の方が、お手伝いに来られました。お一人は、第一回の星空観察で場所を提供下さった、風師児童館近くのお寺の住職の娘さん。前 回の曽根干潟からの連続参加で、お友達とも打ち解けて、もうすっかり常連スタッフのよう。今後も児童館のイベント等には関わっていかれたいとのことです。
も うお一人は、たまたま通りがかったという近所の男性。学年が高めのチームに入っていただき、主に、工具を用いた作業のサポートをして下さいました。聞け ば、「児童館の近所に住んではいるけれど、日頃はあまり来ない。今日はたまたま通りがかったら、子供も大人もなんだか楽しそうに作業をされているので、何 だろうと興味を持ったものでネ・・・」と話されていました。

また、来週同じく基地づくりを行う予定の小嶺児童館の川原さんも見学に寄られ、ここで使用した工具や資材を、来週の回で、一部借用させてもらえることになりました。

今回は何より、事前の準備が大変だったようで、道具集めに走り回られた児童館や事業団の皆さん、大変お疲れ様でした!
児童館の間での、連携プレーの力を実感したひとときでもありました!

今 回で大里東児童館を中心としたプログラムは、すべて終了です。「トムソーヤになろう!」というテーマのように、お友達もそれぞれに、日ごろなかなかできな い体験やできたのではないかと思います。私たち大人も、お友達といっしょに「冒険」を楽しませてもらいました。いくつになっても、いろんなことにチャレン ジすることは、大切にしたいですね!
 

このページのトップへ

「子どものための児童館とNPOの協働事業(NPOどんどこプロジェクト)」は、
(財)住友生命社会福祉事業団が協賛しています。