仙台NPOのどんどこプロジェクト

通町児童館のプロジェクトの最近のブログ記事

 通町児童館とは、昨年度に食育の取り組みとして「通町児童館ぱくぱくプロジェクト」を5回シリーズで実施しました。
 今年度は、通町児童館とのつながりを切らないために1回のみですが、「干し柿づくり」に取り組みました。


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 昨年度も柿をいただいた新坂の永昌寺さんに、子どもたち、お母さんたちと歩いて行き、柿もぎ(柿を採ること)をしてきました。みんなで、高枝切りバサミやカゴ、脚立を持ってのお出かけです。地区の人達が興味津々で質問してきます。「あぁら、いいごど」


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 この地区には、伊達政宗が鎌倉五山にならい北山五山を築いた古いお寺が多く立地しています。ので、北山・新坂地区歴史と文化財ガイドボランティアの会にお願いし、道すがらの歴史資源、自然資源などについての解説をしてもらいました。
 このプロジェクトに参加している子どもを通わせているご家庭は、転勤族が多いようで、お母さんたちも地区の歴史で、知らないことが多いようで、なぜこの地区にお寺が多いのか不思議に思っていたとの声も。


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 お話を聞き、感心しながら、永昌寺に到着です。ご住職の奥さんにご挨拶をし、裏庭の柿の木に向かいます。3本の柿の木の柿の実を全てとって良いとのことで、脚立に上って、子どもたちもハサミで柿もぎです。ほとんどの子どもが初体験。

 


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 大人たちは、高枝切りバサミを使って、高い部分の柿もぎです。私は、車庫の屋根の上に上ってさらに高い部分の柿もぎです。ほとんど全ての柿もぎを終え、作業は終了です。
 帰路は、レジ袋や買い物カゴに柿の実を入れ、みんなで分担して柿運びです。児童館に帰ってきて数えたら、約300個もありました。約半分を通町児童館で干し柿にし、残りの半分は多賀城市の鶴ヶ谷児童館での干し柿づくりに使います。


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 児童館では、あらかじめ焼酎で渋を抜いた柿を用意してくれていました。さらに、甘柿も。今日採ってきた渋柿も含めて試食タイムです。
 渋柿には、みんな顔をゆがめています。干すと甘くなると言う説明に不思議がっています。

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 さて、干し柿づくりの開始です。子どもとお母さんがペアーになって柿の皮をむいて行きます。さすがに、お母さんがサポートしているので、けが人はなしですみました。
 皮をむき終えると、ヒモに通して干す準備です。児童館で干す分と、自宅に持ち帰って干す分をつくりました。

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 それぞれ、美味しい干し柿ができたでしょうか?
 通町児童館では、今回の取り組みをきっかけに、来年度以降、お母さんたちを対象とした地域の歴史を学ぶ機会づくりに北山・新坂地区歴史と文化財ガイドボランティアの会と取り組んで行く予定です。

干し柿をつくる会

テーマ

子どもたちとともに行う食育事業

プログラム1

タイトル

干し柿をつくる会

協力NPO

未定

日時

平成20年11月8日(土)

場所

通町児童館・みどりの森幼稚園

狙い

子どもたちとともに行う食育事業

プログラムの概要

干し柿づくり、干し柿による郷土のおやつ「柿のり」づくりを通じて食文化について学ぶ

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「子どものための児童館とNPOの協働事業(NPOどんどこプロジェクト)」は、
一般財団法人住友生命社会福祉事業団が協賛しています。