福岡NPOのどんどこプロジェクト

ふりかえり会議をしました (08/03/05)

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この日、午後から今年度実施した「児童館とNPOとの協働事業」のふりかえり会議をもちました。久しぶりに小嶺児童館におじゃまし、そこに、香月児童館のお二人の職員さん、それから、異動された三嶋先生(前・小嶺児童館)も同席していただきました。ちょうど未就園児のプログラムの開催時間で、小さなお子さんたちのにぎやかな声がする中、このプロジェクトに着手した当初の段階にさかのぼりながら、さまざまに貴重なご意見をいただきました。
小倉南方面への道中、私たちを車に乗せて送って下さった三嶋先生、ありがとうございました!道中お聞かせくださった「子どもは本質的に、昔も今も変わらないけど、親たちのありようが変わっているように感じられてなりません。もっと子どもと向き合う時間を!」というお言葉、数十年の深いご経験からのお話であるだけに、私たちNPOも、間接的にでも親と子の関係を豊かにするサポートができればという気持ちで帰路につきました。

4回目は「カツキ&コミネの環境をディープに知ろう」

今回は北九州市の環境の歴史や環境の大切さ、リサイクルなどについての学習ができる拠点的施設「北九州市環境ミュージアム」で、NPO法人「シニアネット北九州」の皆さんに環境の大切さを学ぶ体験をサポートいただきました。
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この日、外は冷える気候でしたが、室内はあざやかな緑色のジャンパーをまとった、NPOのメンバーの方が熱心にスタンバイして下さっていました。
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いよいよスタート。まずは環境ミュージアムのドームシアターで、環境の基礎知識を学ぶクイズや、地球環境の変遷や世界中の様々な地域の暮らしを知る映画を見ました。円形のスクリーンで、とても迫力がありました。
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この後、2つのグループにわかれ、部屋を移動して、展示コーナーへ。いったん野外に出て、途中、眼下にある小さなビオトープ池も眺めながら移動。
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そして展示コーナーに入ると、20世紀以降の北九州市の工業都市としての発展や、公害問題の歴史を知るブースから始まり、地球環境問題を楽しいゲーム交じりに学ぶコーナー、身近な生活でのエコ(地球環境にやさしい)な工夫を学ぶブースなど、実に盛りだくさんの展示がありました。シニアネット北九州のメンバーの方々が、折々でていねいに解説してくださいました。
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さらに部屋を移って、今度は環境問題に関する紙芝居や、エコなくらしの工夫を知るクイズを楽しみました。
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その時点で昼食タイムに。それぞれに美味しそうな昼食を持ってきていました。いつもこの時は、好きなおやつの話題で盛り上がります!
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お腹が一杯になったところで、燃料電池づくりの体験へ。資源やエネルギーのお話を聞いた後で、いよいよ燃料電池づくりです。水と塩とペットボトルを素材にした道具で電池ができるということで、この電池を通じて小さなファンが回るしかけになっていました。子どもたちはそのパワーを作るためのハンドルを、我を忘れるぐらいの勢いで懸命に回しては、ファンの回り方を確認していました。なかなか回らなかった子も、シニアネット北九州のメンバーの方々の手ほどきのおかげで、次第に回るようになりました。
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最後に、廃油でキャンドルを作る体験へ。お部屋には、揚げ物を料理する時のようなにおいが立ちこめていました。まずは小さな鍋で、廃油を活かした原液を作りました。高温の油を扱うため、シニアネット北九州のメンバーの方々に、「気をつけて!」、「熱いよ!」などと見守られながらの作業です。その後、型に流し込み、点火用の突起を作って待つこと数分。
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冷えるにつれ固まってきて、クリスマスらしく、赤と緑のキャンドルができあがりました。お休みのお友だちの分も含め、きれいな色の包装紙でラッピングをして持ち帰りました。環境にもやさしい、素敵なお土産ができましたね!
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最後に全体で集まって、終わりのあいさつをしました。シニアネット北九州の方からは、「今日学んだことはぜひおうちでも実践して、おうちの人やおともだちなど身の回りの人たちに環境の大切さを教えてあげられる大人になってくださいね。」というメッセージをいただきました。
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そして子どもたちは、無事、元気いっぱいで帰路につきました。
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ちなみに今回、シニアネット北九州のメンバーさんはビデオカメラを複数準備され、いろんな場面を記録に収めておられました。もともとITにも精通されている方々の多い団体。後日、全体の内容が丁寧にまとめられた映像入りDVDをいただきましたが、撮影・編集ともにすばらしい腕前でした。
そのうち、こうした技術をみんなで学ばせてもらうのも、面白そうですね!
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3回目は「むかしむかしのカツキ&コミネをディープに知ろう」

香月児童館・小嶺児童館合同での3回目のプログラムは、「むかしむかしのカツキ&コミネをディープに知ろう」。今回の舞台は、長崎街道の宿場町・木屋瀬(こやのせ)。みんなが記者となり、地域の人にこの町の歴史を取材して、その情報を大きな新聞として編集するという流れで予定されていました。
始まる前、担当団体であるNPO法人「九州コミュニティ研究所」の奥村さん・中村さん・久保さんトリオ、そして学生のサポーターとして九州工業大学の澤野さんもお手伝い下さいました。また、このプロジェクトのパートナーである、日本NPOセンターの吉田さんも参加されました。
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児童館の一室には、新聞用の大きな模造紙が貼られていました。コーナーの見出しには、”一里をゆく”、”写真でしりとり”、”家系図のおはなし”、”感じる木屋瀬”、”ぼくらの社会科見学”、”カンバンギャラリー”、”ぼくらのこやのせまっぷ”、”なるほどザこやのせ”という風に、それぞれに面白くデザインされたロゴが貼られていました。
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香月児童館のお友だちを乗せたバスが到着し、香月・小嶺両児童館のお友だちが集まると、早速「おくさん」こと奥村さんによるオリエンテーションへ。取材の仕方や新聞づくりに関する説明がなされた後、グループ分けをしました。
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グループ分けの時は、各見出しのテーマごとに、興味がある人に手を挙げてもらう形で決めましたが、毎回同様、グループごとのリーダーも決めました。
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そしていよいよ、みんなでバス移動。児童館から15分ほど走り、木屋瀬の街道から一歩入った神社の集会所に入りました。今日はここが編集活動の本拠地です。
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午前中、デジカメで撮影したものを、すぐに新聞の素材にできるよう、パソコンとプリンタを運び入れて、準備万端。好天の下、グループごとに木屋瀬の街中へ取材に繰り出しました。 
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神社から表の通りに出て行くと、白壁が立ち並んでいて、気分はすっかり「むかしむかし」モード。木屋瀬は、以前から、住民による宿場町としてのまちづくり活動が活発なところで、街中の雰囲気からも、地域の方々が町並みや歴史を大切にしている様子がうかがえます。
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私が参加したグループのテーマは、古くからあるおうちの家系図を取材するというもの。4人のお友だちと、香月児童館の館長さんと私というメンバーで出かけました。下の写真の車は、その道すがら留められていたジープ。なんと戦後の米軍占領時から使われているもの。香月児童館の館長さんが教えてくれて、お友だちと「すごーい!」と歓声を上げました。
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少し歩いた先に、梅本家という、木屋瀬でももっとも古い民家を構えるお宅につきました。格子戸がきれいで、一歩はいると、まさしく町屋らしい「ウナギの寝床」の造りで、とても大きな家であるだけに、土間の奥は見えないぐらいの奥行きでした。
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梅本家は、ご先祖はさかのぼること500年前、庄屋として続いた家系で、その後、酒蔵業を経て、明治に入ってからは醤油醸造業をやっていたとのことで、家系図にまつわる膨大な資料とともにお話下さいました。取材に際しては、ご本人の写真のみならず、できるだけ家族の写真を撮ってくるようにと言われていたので、梅本さんの祖父母からお孫さんまで、スナップ写真を撮るなどしてデジカメに記録をしました。土間には大きな瓶(かめ)が置かれていて、聞けば備前から運んできた数少ない大型の瓶とか。梁(はり)も太く、しっかりとした造りの家屋でした。
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昼食タイムが近づいていたので、梅本家からまた神社方面に戻り、梅本さんのご案内で、途中の資料館に立ち寄りました。ちょうど梅本家の所蔵品の展示がされていました。すてきな漆器や陶磁器なども多くありました。
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昼食タイムでは、日本NPOセンターの吉田さんも加わり、みんなで食べました。お友だちは吉田さんとすっかり打ち解けて、お友だちから吉田さん顔負けのツッコミも入りつつ、楽しそうでした。
児童館の職員さんが、出来たてのきなこのお団子を用意してくれていて、おやつにみんなでいただきました。
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お腹もいっぱいになったところで、いよいよ編集作業です。すべてのグループが、パソコンとプリンタ総動員で、九州コミュニティ研究所のお兄さんたちの協力も得ながら、撮影してきたデジカメの写真を印刷。こんなにたくさんのプリンタが一度に動いている風景を見たのは初めてでした。中には、パソコンを上手にあつかえるお友だちもいました。グループ毎に集まって、取材してきた情報をどう載せるか、話し合いながら制作作業を進めました。
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机の上での作業ができがったグループから、壁にはられた模造紙に、自分たちが作った物を貼り合わせていきました。貼りながら、「あ、これ書いてなかった!」と書きもらしに気づいて、書き加えるお友だちもいました。早く終わったグループは、外で鬼ごっこをしていました。神社でのおにごっこは、何となく絵になりますね。
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全グループの取材記事が出そろったところで、いよいよ発表タイム!グループごとに、とても細かに情報をひろっていて、聞いているだけで木屋瀬の全体像が分かる思いがしました。また、写真やイラストなどもふんだんに載せていたので、全体的に楽しい雰囲気にしあがっていました。
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最後には、みんなで大きな紙の下に、自分の名前を書きました。この紙が、全体の4枚の最後のページになるそうで、後日、九州コミュニティ研究所の方が、全体を組み合わせて縮小した新聞を、みんなにプレゼントしていただけるそうです。楽しみですね!
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そして、またバスで香月児童館経由で小嶺児童館に戻りました。香月のお友だちが帰る時は、みんなで車窓から「バイバーイ」と見送りしました。
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木屋瀬のいろいろな人に出会い、「むかしむかし」をたくさん知ることができた一日でしたね。みんなで一緒にこの町を取材して作った新聞が、届けられる日を楽しみにしておきましょう!

北九州ネイチャーゲームの会・篠原さんより

「カツキ&コミネの自然をディープに知ろう」をご担当いただいた「北九州ネイチャーゲームの会」のメンバー・篠原さんより、すてきなメッセージをいただきましたので、以下、お送りします☆

「とても素敵な森で感動しました。近ければ幼稚園の子ども達を連れて行きたいですね。どんぐりの大きさにもびっくり!!
みんなたくさんのどんぐりをお土産に持って帰っていましたね。でも、一番のお土産は『ネイチャーゲーム』だったのではないでしょうか。
私も子ども達の落ち着きにびっくりしました。みんなとても素直で、同じ方向をきちんと向いていましたね。午前中のネイチャーゲームがとても充実していた事を子ども達の姿から想像できました。自然の中にすっぱりとはまっている子ども達を見て、私の午前中の疲れがとれた思いでした。
とても温かな気持ちで帰りました。」

                 篠原美登里(北九州ネイチャーゲームの会)

2回目は「カツキ&コミネの自然をディープに知ろう」

香月児童館・小嶺児童館合同での2回目のプログラムは、香月市民の森を舞台とした「カツキ&コミネの自然をディープに知ろう」。小嶺児童館からは徒歩で30分ぐらいの距離の、緑がいっぱいのとても広々とした公園です。朝9時半に小嶺児童館に集合して、みんなで列をつくって歩いて行きました。もうすぐ10月というのに、むし暑い日が続いていたので、お天気が心配でしたが、この日は打って変わって、太陽が分厚い雲にさえぎられて涼しく過ごしやすくなっていました。
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香月市民の森の、丘を少し上った先にある原っぱに到着すると、北九州ネイチャーゲームの会の人たちと、香月児童館のお友だちが待っていました。
まずは、代表の「サワさん」こと猿渡さんと、メンバーの「シンちゃん」こと浅野さんがあいさつをされました。この時期はスズメバチが活発化していて、ちょうど原っぱの脇にある木の樹液を吸いに来ていることが確認されたそうで、また、触るとひどく皮膚がまける人もいるハゼの木も複数あったので、それらの木には赤いバンダナが巻かれていました。また、草むらではマムシが出るおそれがあるため、注意するように言われました。その後、香月児童館と小嶺児童館の子どもたちが、児童館も学年も混ざった形で合計8つの班をつくり、また、全体を「動物組」と「植物組」の大きく2つのグループに分けた上で、まずは準備運動。
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その後、動物や植物についての「○×クイズ」をしました。原っぱの真ん中を、長く白いロープで区切って、○と×それぞれに左右に分かれて移動する形でみんなで考えました。大人が聞いていても少し難しい問題もありましたが、体を動かしながらのクイズで、子どもたちはキャーキャーと歓声を上げながら答えていました。
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いよいよ植物組と動物組それぞれに分かれ、一つ目のプログラムへ。私は植物組と一緒に参加し、原っぱで、ビンゴカードを使った「たからものさがし」をしました。それぞれのマスには、「アリ」「こけ」「すべすべしたもの」などと書かれていて、それぞれのキーワードと合う物を原っぱの中で見つけたらビンゴ、というルールです。また、他の班の人たちにも見せたい物を入れておくための袋をバンダナで作って、ビンゴカードと鉛筆とともに持ち歩きました。私が参加した班は、しゅうや君・みさとちゃん・かりんちゃん・れなちゃんの4人。年長のリーダーであるしゅうや君が、さっそく2〜3個のマスに合う物を見つけてくれました。途中、とても大きな蜘蛛の巣や、小さなかわいい花なども触ったりしました。最後まで見つけられなかったのは「あまいにおい」。北九州ネイチャーゲームの会のシンちゃんが、いろいろな葉っぱを持ってきては、指でもんで、みんなににおいをかがせてくれましたが、どれも葉っぱならではのにおいのものばかりで、あまいにおいのものは見あたりませんでした。
その後、4つの班のみんなで集合して結果発表。私の班はまずまずの成績でした。
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次には、4つの班それぞれに一人ずつ参加している、私や児童館の職員さんら大人たちが「親方」、子どもたちが「弟子」となり、班ごとに、森の中の木を一本ずつ決めて、その木の特長について、弟子が親方に伝え、親方が当てに行くというゲームをしました。まずは、どんな特長について伝えたらよいか、 班ごとに話し合いました。私の班は「高さ/葉の形/幹の太さ/木のさわりごこち/樹液があるかどうか/枝の分かれ方/木のこわれやすさ/根の周りに生えているもの/親方がいる所から何歩で行けるか/木の色/葉っぱの色」といった点を、一人一つずつ交代で調べて、親方に伝えることにしました。それぞれに特長を教えてくれて、いざ親方が当てにいくことに。私は、みんなが伝えてくれた木の、すぐ隣に立っている木を指したので、はずれてしまいましたが、北九州ネイチャーゲームの会のサワさんが、「同じ種類の木だから、ちゃんと伝わっていますね!」と声をかけてくれました。
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動物組も原っぱにもどってきたところで、休けいに。広い原っぱにシートを敷いて、お家から持ってきたお弁当やおやつを楽しく食べていました。
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いよいよ午後のプログラムへ。今度は植物組と動物組を交代して、私たちは動物組に。この原っぱから5分ほど歩いて下った原っぱに集合して、その原っぱから見えるかぎりの森や池などの周辺で、動物の絵がついたカードを探す「動物発見ラリー」をしました。手書きの地図と、それぞれのカードが置かれている地点の特長が説明された紙を班に1枚ずつ渡され、それを見ながら動物をチェックするというルールです。私の班は、リーダーのしゅうや君を先頭に、女の子3人がついて行く形で探しました。高い丘に上ったり、池の周りをぐるぐる回ったりしながら、何とか探し出しました。4つの班のみんなで集合して結果発表をしましたが、班によってチェックできた数に差がみられました。私の班は、午前中のビンゴと同じく、まずまずの結果でした!
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次に、 動物の絵が描かれた秘密のカードが全員に配られ 、おなじ絵の人どうしでペアになって、箱ぶねにみたてた白いロープの中に、その動物の動作をまねながら、早く乗船した人が勝ちというルールのゲームをしました。自分が好きな動物の絵が出てきた人は、すぐにまねて箱ぶねに乗っていましたが、そうでない人は、はずかしかったりいやだったようでなかなか乗れません。中には、たまたまペアになった児童館の職員さんたちがはずかしがられている様子もあり、みんなで一緒になってまねをして応援したりもしました。
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最後に、みんなで手をつないで輪になって、バンダナで目かくしをした一人を「バット(こうもり)」役、数人を「モス(が)」役として、鬼ごっこのように、人の輪の中でバットがモスを追いかけてつかまえるというゲームをしました。手をつないでいる人たちも、バットが近づいてきたら「壁、壁、壁・・・」と口々に言って、バットに教えてあげるというルールです。この「NPOどんどこプロジェクト」でご協力をいただいている北九州市福祉事業団の高木さんもバットとなり、その迫力に子どもたちは大さわぎ!しかしなかなかモスがつかまらず、途中でパスされていました。こうして、動物組のプログラムもすべて終わった後、子どもたちからは「まだまだ遊びたい!」、「またしたい!」、「こんど児童館に来てまたやってくれん?」といったリクエストの声がたくさん出ていました。
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この後、最初の原っぱに全員で集合して、北九州ネイチャーゲームの会のみなさんから、かわいらしくラッピングされたあめ玉のプレゼントがありました。最後にサワさんより、「今日一日で、みんなの身近にある自然がまたちがった感じで見えてきたと思います。どんな自然にも、たからものがいっぱいあることを、忘れないでいてほしいし、ぜひおうちの人やお友だちに知らせてあげてくださいね。」というメッセージをいただきました。

みんなと一緒に楽しいゲームをしながら、自然のおもしろさをたくさん知った一日でした。原っぱで食べた昼ご飯もおいしかったですね!サワさんのお話にもあったように、いろんな人に、ここの自然のおもしろさをお話しましょうね。また、 今度、香月自然の森に来るときには、みんながガイド役になってみるのも面白いかもしれませんよ。
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いよいよスタート! 今日は「カツキ&コミネの宇宙をディープに知ろう」

香月児童館・小嶺児童館でのプログラムが始まりました!
今回は、浅川児童館も含む3館合同でのキャンプの、特別プログラムとして、星空を知るひとときを持ちました。会場は児童館ではなく、畑キャンプセンターです。

最初の集合場所のキャンプセンターのお部屋は、3つの児童館の80名近い子どもたちで、始まる前からワイワイガヤガヤと、とても賑やか。そんな中、19時30分にスタートし、まずは北九州市内の児童館の指定管理者である社会福祉法人北九州市社会福祉事業団の高木さんからあいさつがなされ、一回目のテーマ「カツキ&コミネの宇宙をディープに知ろう」担当の、NPO法人「MYP」の小野田さん・角田さんが登場しました。MYPの小野田さんによる星空についてのお話へ。
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スクリーンを見ながら、夏に見える星や星座のお話のお話がありました。中学年から高学年の子どもたちの中には、星座や星の名前を覚えたばかりの人がいて、大人も知らないような星の名前を次々に言っている人もいました。
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30分ほどのお話を終えて、学年がばらばらの5〜6名ぐらいのグループに分かれ、高学年の人がリーダーとなって、野外の広場に移動。広場までは、キャンプセンターのお部屋から歩いて3〜4分ぐらいの距離でしたが、途中の通路に街灯がなく、大人が照らす懐中電灯だけをたよりに歩きました。広場でも、ほぼ月の光だけが差している状態で、広場のまわりに点々とある小さな電灯以外には、月と星しか見えないような空間でした。いつもの生活ではこんな場所に身をおくことはなかなかないですね。
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4台設置された大小の望遠鏡の前に、列を作ってならび、それぞれの望遠鏡を順番にのぞきました。この日は、うすぐもりの天候でしたので、月がもっとも見やすいということで、すべての望遠鏡が月にピントを合わせられていました。
MYPのボランティアの方もたくさんこられていて、望遠鏡のお世話や説明をしてくれました。
ときどき雲が数分間かかって月が見られなることもありましたが、おおむね、月のクレーター(くぼみ)もくっきり見えるぐらい、きれいな状態で見ることができました。中には何度も望遠鏡をのぞく人もいました。
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こうして公園で小一時間ほど星空を見て、その後は、広場に敷かれたブルーシートにみんなで寝ころんで、夜空を肉眼でしばらく眺めました。
町中のライトで明るくなっているふだんの夜空とちがって、星だけがみえる夜空、すてきでしたね。近くの小さな山や広い公園など、自然がいっぱいある場所からも、こうした星空が見えるかもしれませんね☆

各団体との打合せ風景

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今回は、4つのテーマを、各分野で活動する4団体のNPOに担当いただく形式のため、各テーマごとに、児童館のスタッフの皆さんとの顔合わせも兼ねた打合せを行っています。
写真は、3回目「むかしむかしのカツキ&コミネをディープに知ろう」の担当である、NPO法人「九州コミュニティ研究所」のメンバーとの打合せ風景。
思いやアイデアを持ちよったり、時には笑い交じりの打合せで、とても楽しく進めています。

香月児童館、小嶺児童館について

香月児童館

小嶺児童館

両館がある地区は旧街道・長崎街道に程近く、平安時代からの宿場町としても栄えてきました。香月児童館は市民センターとの併設で、屋上にある天体観測ドームが目を引きます。大里東児童館と同じく、北九州市福祉事業団が運営しています。

香月児童館・小嶺児童館のプログラム

【テーマ】ディープに知ろう~ カツキとコミネのむかしむかしから、宇宙まで~

  1. カツキ&コミネの宇宙をディープに知ろう
    • 日程:9月22日(土) 19:30より 畑キャンプセンターにて
    • 協力NPO:特定非営利活動法人MYP
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      NPO法人エム・ワイ・ピーは、福岡県宗像市にある「宗像ユリックス」のプラネタリウム運営を行い、「地域に愛されるプラネタリウム」を目指しているNPO法人です。プラネタリウム番組の制作・運営はもとより、実際の星空をご覧いただく「ほしぞらウォッチング」、さらに地域のPTAや学校等にまででかけて星を見せる「出張観望会」など様々な活動を実施しております。

  2. カツキ&コミネの自然をディープに知ろう
    • 日程:9月29日(土)
    • 協力NPO:北九州ネイチャーゲームの会
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      北九州ネイチャーゲームの会は、主に、北九州市周辺で活動しています。会員は約15名、仕事を持っていますから主に週末の活動になります。ネイチャーゲームは、米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏により発表された、さまざまな感覚を使って自然を直接体験するプログラム(野外活動)です。現在100種類以上の活動があり、四季おりおりに子どもと大人が一緒に自然とふれあう活動を通して、自然に対する新しい発見や感動を共有できます。特別な知識や体力がなくても、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しめることができます。「いつでも、どこでも、誰でも」楽しめる活動です。「感性」や「気づき」を重視した活動ですので、自然を大切にする心や態度が養われます。子ども会での野外活動、幼稚園教育や学校教育にも取り入れられています。

  3. むかしむかしのカツキ&コミネをディープに知ろう
    • 日程:10月20日(土)
    • 協力NPO:特定非営利活動法人九州コミュニティ研究所
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      現在の社会では、同じ目的を持った人々や同じ地域に暮らす人々がコミュニティを作り、より良い未来に向けて助け合いながら活動することがとても重要となっています。私たち「NPO法人九州コミュニティ研究所」は、様々なコミュニティが持っている役立つ情報を、より多くの人々に効率的に相互に伝達させるための調査・研究・実践を行う団体です。コミュニティとコミュニティ、または公共機関、民間企業などの間で、主にメディア制作を通した「情報の共有化」を図ることにより、人々の生活環境の向上や地域交流の活性化に貢献することを目的としています。素晴らしい活動をしている団体も、その活動を伝える手段を持っていなければ、有意義な効果を引き出すことはできない。私たちにとって「コミュニティ」とは、「共同体」「仲間」を意味することばです。みなさんの団体で、情報の発信にお困りの点があれば、ぜひともお声をかけてください。

  4. カツキ&コミネの環境をディープに知ろう
    • 日程:12月1日(土) 10時~15時半 北九州市環境ミュージアムにて
    • 協力NPO:特定非営利活動法人シニアネット北九州
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      シニアネット北九州は、(財)北九州活性化協議会「もったいない総研」の専門部会として、平成12年3月に発足しました。北九州の恵まれた自然とシニア世代を中心にした経験豊かな人材を活かして、「もったいない」をキーワードとし、自然に親しみ環境保全の意欲を持つ市民形成に係る事業、情報化社会の格差を解消し必要な情報の受発信やコミュニケーションの拡大等を通じて、地域社会の活性化に寄与することを目的として活動しています。任意団体として活動後、平成18年1月、組織力と財政基盤を強化し、持続的かつ活性化するために、NPO法人格を取得しました。

※野外におけるプログラムについて:雨天順延の場合、1月19日(土)を予備日とします。


大人もこどもも一緒に楽しめるプロジェクトです。
皆様のご参加お待ちしております!

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