NPO法成立・施行から20年目を迎える今年2018年、シーズ・日本NPOセンター・まちぽっとの3者が中心となって「NPO法20周年記念プロジェクト」を展開しています。
その一環として、このたび「テーマ別学習会」を開催いたします。第1回目のテーマは「NPO法人による不動産活用の課題と可能性」です。
ここ数年で日本において、「空き地空き家」や「所有者不明土地」、「都市のスポンジ化」など不動産関連の問題が急速に増加する中、その解決の担い手としてのNPOにも期待が高まっています。また、不動産をNPOへ寄付・遺贈したいという相談も着実に増加しています。
NPO法施行後20年目における、こうした社会情勢を踏まえ、今回は基調講演の講師として「都市のスポンジ化」を提唱・問題提起され、NPOによる不動産活用事例等にも詳しい饗庭氏をお招きし、NPO法人が不動産を受入・活用していく意義や可能性、その課題などを参加者も交えながら議論し、政策・制度等への貢献を目指します。
NPOによる不動産受入・活用にご関心のある方、ぜひ、ご参加ください!
◆日 時:2018年10月17日(水)14:00~16:00 ※13:45開場
◆場 所:
TKP市ヶ谷カンファレンスセンター ミーティングルーム4F
〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル
※JR・地下鉄市ヶ谷駅 徒歩1~3分程度
地図⇒
◆内 容:
1.饗庭氏による「NPO法人による不動産活用の課題と可能性」基調講演
2.饗庭氏・まちぽっと辻氏・シーズ関口によるパネルディスカッション
3.参加者の方も交えた質疑応答・意見交換
◆講 師:饗庭 伸(あいば しん)さん( 首都大学東京 都市環境科学研究科 都市政策科学域 教授 )
【プロフィール】
1971年兵庫県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。
同大学助手等を経て、現在は首都大学東京、現在は首都大学東京都市環境科学研究科 都市政策科学域 教授。
専門は都市計画、都市デザイン。また、そのための市民参加手法、市民自治の制度、NPO等について研究を行っている。
著書に「都市をたたむ~人口減少時代をデザインする都市計画」
「じぶんにあわせてまちを変えてみる力~韓国・台湾のまちづくり」
「白熱講義~これからの日本に都市計画は必要ですか」
「まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくり63の働き方」
「まちづくり教書」などがある。
◆参加費:1000円/名 ※当日会場にてお支払いください。
◆定 員:20名(要事前申込)
◆対 象:本テーマに関心のある市民・NPO関係者など
◆助 成:中央労働金庫
◆お申込み:⇒お申し込みはこちらのフォームからお願いします。
◆主催、お問合せ先:
認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
TEL:03‐5439‐4021 / Email:npoweb@abelia.ocn.ne.jp