■開催趣旨:
 地域社会の中の代表的な非営利事業組織として協同組合とNPO法人がありますが、一体どのようなしくみでどのようにそれぞれが現在運営されているのでしょうか?
協同組合は、生活協同組合や農業協同組合など長い歴史を持ち、現在も地域社会の中で活動がなされています。一方で20年前に誕生したNPO法人は、法人格取得の容易さやボランティア活動の社会化などにより、現在は5万団体を超える規模に達している。
 このように、この20年間にNPO法人が地域社会に与えたインパクトは大きかったと考えられますが、収益構造の弱さや継続性などの課題も見えてきています。
 現在の新しい動きとして、NPOと行政、企業等との多者連携による課題の解決に向けた取り組みも注目されてます。
SDGs時代における地域の持続可能性を考えた場合、もっと社会課題に近い人々が活動するNPOや協同組合が連携した、「小中規模で、社会課題に近く、事業性のある」試みが多数行なわれることは重要ではないでしょうか?
今回のテーマ型学習会は、「地域社会におけるNPOと協同組合の連携の可能性」をテーマとして開催します。一つの切り口として、茨城県でNPOが多様なステークホルダーをネットワークする「地域円卓会議」の取組みを例として取り上げて議論を行います。多様な協同組合の取り組みと多様なNPOの連携の可能性についてじっくり意見交換ができる場としたいと考えています。
ご参加お待ちしております。

■テーマ: SDGs時代における地域社会とNPOと協同組合の連携の可能性を考える。
■日 時: 2019年1月25日(金)15:00-17:30
■会 場: ちよだプラットフォームスクエア
(〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3‐21) 
■定 員:30人(事前申し込み制)
■参加費:1,000円
■対 象:本テーマに関心のある市民・協同組合・NPO関係者など
■主 催:NPO法20周年記念プロジェクト
       認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会、まちぽっと、日本NPOセンター、
       電話:03-3510-0855 /メール:npolaw20th@jnpoc.ne.jp
■お申し込み方法:https://goo.gl/forms/6QpdjNOvMWzqtbN82
■登壇者:日本協同組合連携機構(JCA) 
    協同組合連携 部長 前田健喜様
    協同組合連携部 主任研究員 佐藤憲司様
    一般社団法人 全国労働金庫協会 経営企画部 次長 大谷宏行様
    茨城NPOセンター・コモンズ 代表理事 横田能洋様
    コーディネーター:日本NPOセンター 特別研究員 新田英理子