オープニング 第1部
2030年の社会像~The world we want

東北3県で地域課題の解決に取り組んでいる実践家に登壇いただき、「インクルージョン」「レジリエンス」「サステイナビリティ」の3つの切り口から、ありたい地域社会の姿と、その実現に向けた現状の問題を提起していただきます。

■スピーカー

富永 美保(とみなが みほ)さん
特定非営利活動法人しんせい 理事・事務局長/福島発 障がい者協働プロジェクト プロジェクトリーダー

富永 美保さん2011年よりJDF被災地障がい者支援センターふくしまの職員として避難障がい者ための「交流サロンしんせい」を担当する。サロンでは福祉サービスにつながらない避難者も受け入れ、幅広い方々が共に活動する場つくりを行ってきた。また、2013年からは特定非営利活動法人しんせいの理事として「企業」×「NGO・NPO」×「避難の続く福祉事業所」の協働の仕事をつくり、魔法のお菓子ぽるぼろんやミシンの学校を立ち上げる。なお、2016年3月をもってJDF被災地障がい者支援センターふくしまは活動を終えた。
八木 純子(やぎ じゅんこ)さん
一般社団法人コミュニティスペースうみねこ 代表理事

八木 純子さん宮城県女川町に生まれ育ち現在は石巻市に在住。宮城県立保育専門学院を卒業後、20年間保育士として働く。その後は、学習塾を開設するが東日本大震災後は閉じ、現在は一般社団法人コミュニティスペースうみねこの代表理事を務める。コミュニティカフェの運営と畑作りで高齢者から若者達の生きがいと働く場所の提供をしている。

神谷 未生(かみたに みお)さん
一般社団法人おらが大槌夢広場 事務局長

神谷未生さん名古屋市出身。高校卒業後、米国の大学へ留学。卒業後、米国にて正看護師として、大学病院に勤務しつつ海外派遣医療団を経験。その後、青年海外協力隊として途上国医療に携わる。東日本大震災直後、国際NGO職員として大槌町に派遣され緊急支援活動に従事。2012年10月 ロンドンの大学院にて国際公衆衛生学修士号取得。2012年12月より現在の団体に所属し、2014年1月より事務局長に就任。大槌人と結婚し現在は一児の母。