分科会8[参加]
ICTの力で市民がつくる新たなコミュニティの可能性

自分たちの生活の困りごとや地域の課題に問題意識をもった市民がITの力でつながり、新たなコミュニティをつくりだしています。地域の中の住民とNPO、地域や国籍を超えてコミュニティをつくり育てるためには、どんな人材や実践が必要でしょうか。この分科会ではコミュニティ形成を推進する取り組みの紹介や生活の困りごとや地域の課題に問題意識をもった市民がITの力でつながることを疑似体験するワークショップを中心に展開します。

≫開催報告へジャンプ≪

[スピーカー]

ダン・カステラーノ(Dan Castellano)さん (Facebook Japan)


現在Facebook Japan社にパートナー・ソリューション・マネージャーを勤めながら、フェイスブック・ジャパンボランティア担当として、テックスープと協働でNPO向けセミナーを数回企画する他、地方創生のための動きをサポートしている。世界で20億人以上がFacebookに繋がっており、2017年はフェイスブック・ジャパンのミッションを「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」と更新。「コミュニティづくり」に新たな力を入れている。これは社内のコミュニティも同様であり、仕事内外の活動をお互いにサポートし合うコミュニティ形成に一層力をいれている。

榎本 真美さん(Code for CAT)

広島出身。ミズーリ州立大学にて住民参加と都市計画について学ぶ。テクノロジーを活用した東京の課題解決や魅力発信を図るCode for Tokyoの設立に携わった。現在は、殺処分(収容数)ゼロを目指して地域猫活動をテクノロジーで支援する「Code for CAT」を主宰。地域活動にリアルタイム字幕を導入するなど、テクノロジーを上手く活用することで、より参加しやすいコミュニティづくりを行っている。また、これまでの慣習や固定概念に囚われずに、女性がプログラミングに出会う機会を増やすため、初心者向けプログラミング講座「Django Girls」を日本で開催している。

関 治之さん(一般社団法人 コード・フォー・ジャパン 代表理事)

東日本震災時に sinsai.info という震災情報収集サイトの代表を務め、被災地での情報ボランティア活動を行なったことをきっかけに、住民コミュニティとテクノロジーの力で地域課題を解決する「シビックテック」の可能性を感じ、2013年に一般社団法人コード・フォー・ジャパンを設立。社会課題に取り組むNPOに経営戦略としてテクノロジーを導入する「ソーシャル・テクノロジー・オフィサー(STO)」を仕事として創出するプロジェクトに取り組む。神戸市 チーフイノベーションオフィサー、内閣官房 オープンデータ伝道師を務める。

 

※本分科会は日本語で行います