NPOの基盤強化のために
日本NPOセンターは1996年の設立以来、
多くの会員のみなさまの支えにより、民間非営利セクターに関する
インフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)として、
「NPOの社会的基盤の強化を図り、
市民社会づくりの共同責任者としての企業や行政との
新しいパートナーシップの確立をめざす」という使命そのままに、
多様な主体との連携・協働により数多くの事業を展開しています。
中期ビジョン
2021-2025
新型コロナウイルスの影響により社会の状況が大きく変わっていることを受け、
2021-2025の新たなビジョンを策定しています。
新中期ビジョンでは、めざす市民セクターの状態として、
以下の4点を挙げました。
1.
社会問題の解決に取り組む
幅広い層に、
参加の価値が伝わっている
2.
すべての地域において、
NPOの価値が社会的に
より認められている
3.
国内外を問わず、
知見を共有し、
学びあえる環境が整っている
4.
企業や行政をはじめ、
多様な主体とNPOとの対話と
連携が各地でより進んでいる
あらゆる活動の前提が覆され、積み重ねてきた成果が崩れかけている今だからこそ、
NPOは歩みを止めることなく、新たな未来を創造する一役を担うべきだという想いを込めて、
私たち日本NPOセンターはここに新たな中期ビジョンを策定いたしました。
設立25周年というタイミングを追い風と捉え、
この羅針盤(ビジョン)が指し示す方向へ前進するチャレンジが、
これまでご賛同いただいたみなさまに加え、
私たちが未だ出会えていない数多くの方々の理解と参加につながっていくと信じています。
Mission
ミッション
日本NPOセンターは民間非営利セクターに関する
インフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)として、
NPOの社会的基盤の強化を図り、市民社会づくりの共同責任者としての
企業や行政との新しいパートナーシップの確立をめざします。
Vision
ビジョン
『多様性と個人の自律性のある市民社会。
公正で透明な開かれた市民社会。』の創出をめざします。
社会の大きな変革期を迎え、今後の社会がどのように変化していくのかが見えにくい今、市民一人ひとりの問題意識をもとに活動を展開する市民セクターの存在感が問われています。その際、サービス提供者として社会課題を特定して解決する取り組みを進めるという意味だけでなく、人々の連帯を再生し、ともに地域・社会を創り出す共生社会の実現の主体としての役割を果たすことが求められています。私たちのVision[めざす社会像]の実現に向けて、常に社会状況の認識を整理し、日本NPOセンターのステークホルダーと連携しながら、ともに取り組んでいきたいと考えています。
Value
バリュー
日本NPOセンターは、組織運営および事業推進において、
常に意識して取り組む姿勢を次の7つに定めています。
これらは、組織のコアバリューとして、今後も堅持していくベースの価値です。