市民セクター全国会議2014 -セクターを超えた、主体的参加と有機的連携-

セッション
~これからの15年に向けた連携を作るために~

[22日9:00~15:30 定員:各50名]
社会課題の解決に向けてより高い成果を出すセクターとなるために、組織の枠組みを超えた「主体的参加」と「有機的連携」を生み出すための議論の場です。事例の選定にあたっては可能な限りNPO法人、社会福祉協議会、生活協同組合など、マルチステークホルダーによる構成となるよう意識しました。多様な立場の登壇者・参加者とともに、課題を共有し、解決策やビジョンを検討します。
※22日は多様な立場の人たちと「これからの15年」を見据えた議論をするための「セッション」と、市民セクターを担う方々と共有したいトピックを扱う「テーマ別セミナー」に分かれて実施します。セッションもしくはテーマ別セミナーのいずれかを選んでご参加ください。
セッションA【担い手】多様な人の主体的参加を生み出す組織とは

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セッションB【アドボカシー】社会に影響を与えることのできる発信力とは

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セッションC【仲介機能】ワクワク感があふれる参加をもとに多様な連携が生まれる仲介とは

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セッションD【場づくり】異質なものが出会い有機的連携を生む場づくりとは

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セッションA 【担い手】多様な人の主体的参加を生み出す組織とは 22日9:30~15:30

市民活動団体の重要な価値のひとつに市民参加がありますが、多様な市民参加を生み出す組織になるためには、組織で働くスタッフ自身がボランタリーなマインドを持つとともに専門性を高めることのできる組織であることが求められます。
このセッションでは、「学生・若者」の視点からカタリバの活動を岡本拓也さんに、「社会人」の視点から二枚目の名刺の活動を廣優樹さんに、「女性」の視点からWE21ジャパンの贄川恭子さんにお話を伺いながら、社会課題に向き合う当事者を増やす市民参加とは何か、や、多様な人々の主体的な参加を生み出す組織のあり方などについて議論します。
  • 登壇者
    岡本 拓也さん 認定特定非営利活動法人 カタリバ 常務理事
    松井 孝憲さん 特定非営利活動法人 二枚目の名刺 理事・事務局長
    贄川 恭子さん 特定非営利活動法人 WE21ジャパン 理事・事務局長
  • コーディネーター
    市川 斉さん 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 常務理事

セッションB 【アドボカシー】社会に影響を与えることのできる発信力とは 22日9:30~15:30

オルタナティブなビジョンを示す役割として、市民が社会や体制に対して影響力を持つチカラをもつことが重要となります。本セッションでは、特定の社会課題にこだわらず、広く市民による社会発信の成功事例を踏まえた形で、あるべき姿を探ります。「市民意識はいかに醸成されるか」「市民に情報発信をした後のインパクトをどう測るか」「市民セクターと市民・住民の距離感は生まれていないか」などを論点として議論します。
  • 登壇者
    堀江 由美子さん 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 政策提言マネージャー
    柴崎 由美子さん 特定非営利活動法人エイブル・アート・ジャパン 代表理事/「Good Job!東北プロジェクト」コーディネーター
    谷山 博史さん 特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター 代表理事
  • コーディネーター
    上田 英司さん 特定非営利活動法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター) 理事・事務局長/日本NPOセンター 理事

セッショC 【仲介機能】ワクワク感があふれる参加をもとに多様な連携が生まれる仲介とは 22日9:30~15:30

全国どこの地域でも様々な問題や課題を抱えていますが、一方で各地域はそれぞれ特有の歴史や文化を有しており、多様なアクターが存在している地域資源の宝庫でもあります。
共同募金の拡大に向けてNPOや学校をつなぐ活動を展開している黒部市社会福祉協議会の小柴徳明さん、食と福祉と助け合いの事業と活動のネットワークを広げている福井県民生活協同組合の久島雅夫さん、地域の資源を最大限に生かした持続可能な社会構築を目指しているぎふNPOセンターの駒宮博男さんにお話を伺いながら、これまで地域に埋もれていたアクターを組織の枠を超えて結び付け、多様な連携を生み出していく仲介機能のあり方について議論します。
  • 登壇者
    久島 雅夫さん 福井県民生活協同組合 執行役員 組織ネットワーク支援部 統括部長
    小柴 徳明さん 社会福祉協議会 黒部市社会福祉協議会 総務課係長
    駒宮 博男さん 特定非営利活動法人  ぎふNPOセンター 理事長
  • コーディネーター
    山内 明子さん 日本生活協同組合連合会 執行役員 組織推進本部本部長/日本NPOセンター 理事

セッショD 【場づくり】異質なものが出会い有機的連携を生む場づくりとは 22日9:30~15:30

地域課題を解決するためには、地域の中での支え合いが欠かせません。これまでの枠組みを超えた支えあいを生むためには、多様な人たちが出会い、交流できる市民活動の「居場所」が必要です。そうして多様な人が集まる場は、地域の中で新しいパワーが集まる拠点となるでしょう。
多様な人たちが集い、課題意識を共有し、それぞれが持っているネットワークを集めて、組織の力をつなげ、地域課題解決の取り組みが起こっていくための場をいかに作るかについて考えます。
  • 登壇者
    坂倉 杏介さん 慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所特任講師/三田の家LLP代表
    田口 ひろみさん 工房地球村 施設長
    森 芙紗子さん 東京都生活協同組合連合会 福祉政策担当
  • コーディネーター
    鹿住 貴之さん 認定特定非営利活動法人 JUON(樹恩)NETWORK 理事・事務局長/日本NPOセンター 理事